【会計入門】資本回転期間とは?売上債権と卸売資産とは?徹底解説!!
あまり耳にすることがないですが資本回転期間は会計学においても非常に大切な概念です。
資本回転期間とは、
資本回転期間=資本(支出)÷売り上げ(収入)
により計算されます。
ここでの資本とは売上債権や棚卸資産を指します。
売上債権とは、得意先との通常の営業取引に基づいて発生した債権をさし,売掛金と受取手形とが含まれます。
棚卸資産とは、将来、販売または一般管理活動を行うために保有している資産。商品や製品、仕掛品、半製品、原材料、消耗品などがこれにあたります。要は、在庫のことです!
資本回転期間について具体的な例を出して考えていきましょう\(^o^)/
例えば、
棚卸資産の回転期間を考える場合。
売上が2万/日 であるとすると、1年の収入は2×360=720万円となる。
一方で、棚卸資産(在庫)が1年で292万円だったとする。
その場合には、棚卸資産回転期間は
292÷720≒0.4年となります。
ここで注意しておいて欲しいのは単位が"年"であるということです。また、1年での棚卸資産回転期間を日単位で求める場合は ×365日 をしてあげるだけですね(^-^)/
一般的に、資産回転期間はその値が小さいほど良好と言われます。
これは至極当然のことで、分子の資本額(在庫額)が小さいほうが会社としては上手くいっているということになりますから。
資本回転期間についてはここまでです。
次回は、企業の安全性について説明していきます(^-^)/